腰痛とは、多くの人が「病名」だと思っているようですが、 実はいろんな原因によって腰が痛む状態のことを言う総称です。
筋肉疲労や椎間板の損傷、神経の異常などによって引き起こされる腰の痛みを腰痛と言います。
腰が痛くなる原因によって病名は異なりますが、 一番よく耳にするのは「椎間板ヘルニア」だと思います。
腰痛というのは、大きく分けると急性の腰痛と慢性の腰痛があります。
急性腰痛は、体をひねったり、 重たいものを持ち上げようとして起こるぎっくり腰が有名です。
また、日常的に腰に負担をかけることで、 椎間板を損傷してしまって起こる椎間板ヘルニアも急性腰痛のひとつです。
他にも、老化に伴って脊髄などがもろくなり、 転んだだけでも骨折してしまう腰椎圧迫骨折、脊髄の感染症による化膿性脊髄炎などがあります。
慢性腰痛というのは、仕事や運動、家事などの日常生活や肥満によって、 腰に負担をかけることで起こる腰痛です。
慢性腰痛は、急性腰痛と違って治療をするのが難しいと言われています。
というのも、日常的な動作や姿勢の癖などが原因になっているので、 痛みを発症したらまずは安静にするしかありません。
そして、再発を防ぐためには、腰に負担をかける行動や姿勢を自分で正すしかないのです。
また、肥満が原因の場合には、ダイエットをして負担を減らすというのが治療方法になります。
ここ数年で、腰痛を訴える人の数は急増していて、 しかも若年層にまで腰痛が広がっています。
その原因も症状も、年々複雑化していて、ただでさえ治療が難しいと言われる腰痛は、 さらに治りづらいものとなっているのが特徴です。
しかし、交通網の発達による運動不足、パソコンの普及によるデスクワークの長時間化、 そしてストレス社会と腰痛になる要因はどんどん増え続けています。
つまり、腰痛の原因は社会的要因が多くなっているので、 なかなか防ぐことが出来ません。
腰痛にならないためには、自己管理が大切ですし、 腰痛になってしまったら放っておかないで、1日でも早く治療をすることが大切です。