腰痛の予防法と治療法について

針灸の基本概念

針灸というのは、中国伝統の医学療法のひとつで、実に長い歴史をもつ東洋医学です。

針灸が日本に伝わったのは飛鳥時代と言われていて、中国だけではなく、 日本でも西洋医学よりも長く使われてきた医学と言えます。

針灸の基本概念は、経穴、経路、そして気による治療方法です。

この3つの概念をもとに治療を行うのが針灸ですが、 その概念というのは西洋医学とはまったく違ったアプローチ方法です。

経穴・ツボ

経穴というのは、体の内部を流れる経路が、 体の表面まで浮かび上がってきているポイントの部分を指します。

人間の体には365個の経穴があると言われていて、ひとつひとつの穴には、 それぞれ疾病を治療する効能があります。

というのも、経穴は気を流している経路への入口とも言えるもので、 分かりやすい言葉で言うと「ツボ」になるのです。

針灸では、この経穴を刺激することで、あらゆる疾病を治療するという方法をとっています。

気の流れを正常にする

針やお灸を使って、その刺激を経穴から経由させて、 経路上を流れている気に働きかけます。

気の流れに働きかけることで、 気の流れを正常にして疾病を治すというのが基本概念なのです。

どんな疾病でも、気の流れを正常化させることで回復することが出来るのですが、 これは西洋医学的に言うと、自律神経を正常化させて不調を改善するということになります。

つまり、針やお灸で異常になっていた、または衰えてしまっていた自己回復力や、 免疫力を利用して腰痛を改善するのが針灸の治療なのです。