椎間板ヘルニアというのは、椎間板を囲んでいる繊維輪の損傷などで、 椎間板の中心部にある髄核が飛び出して、 背骨に集まっている神経を圧迫することで起こります。
「ヘルニア」という言葉は、「突出した状態」という意味を持っているもので、 「椎間板が突出した状態」を現しています。
椎間板ヘルニアになると、もちろん腰に激しい痛みが起こりますが、 一番痛みが顕著に現れるのは、実は脚なんです。
一般的には「坐骨神経痛」という名前で知られている下肢痛は、 椎間板ヘルニアが原因になっていることが多いのです。
つまり、椎間板ヘルニアになると、腰痛、脚のしびれや感覚障害、脚の痛みなどの症状が現れます。
自分が椎間板ヘルニアかどうか、というのを判断するには、 まず自覚症状をチェックしてみましょう。
立っていても、座っていても、それが20分以上続くと辛くなったり、 30分以上歩いていると辛くなったり、脚がしびれてくるという症状はあるでしょうか。
前かがみになったり、 座った状態から立ち上がるという動作が辛いということはあるでしょうか。
これらの症状で思いあたることがあったら、椎間板ヘルニアの可能性があります。
椎間板を損傷すると、それを治療で回復するのはとても難しいと言われていますが、 実は半年ぐらいで自然に治ることが多いのです。
しかし、これには生活習慣を改善する必要があり、 それが出来ない方は整形外科などで診察を受けて、 コルセットなどで体を固定して安静にする保存療法を行いましょう。
痛みが改善されてきたら、温熱療法やストレッチなどを行い、体を慣らしていきます。
ただし症状がひどい場合には、外科手術によって治療が行われることもあります。